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商店街『せがれたち』奮起 十日町、映画制作がきっかけ

朝日新聞 2009/07/09

打倒「オヤジ」、商店街の「せがれ」集まれ。十日町市の中心商店街で家業を継ぐ「せがれ」たちが集結し、知恵を出し合って商店街を盛り上げようという「とおかまちせがれプロジェクト」が、始動した。仕掛け人は、今夏公開される大地の芸術祭に出品される映画「しゃったぁず・4」の制作スタッフ。「よそ者」のアイデアが商店街活性化の起爆剤になるかもしれない。

全編を十日町市内で撮影した同作品は、池内万作さん演じる商店街の酒屋の「ダメ息子」が奮起し、シャッター商店街を復活させようと奔走するストーリー。これにちなんで、同作品の企画プロデューサー、栗栖良依さん(31)がプロジェクトを思いついた。

店同市のつながりの薄さを実感していた「せがれ」たちがこれに賛同。先日16日の決起集会には20代後半から40代前半の約40人が集まり、店の悩みや商店街の課題についてざっくばらんに話し合った。

山間地を中心に展開される大地の芸術祭は、中心商店街には作品が少ない。市街地でも芸術祭を盛り上げようと、期間中は休憩所「せがれ茶屋」を設置し、観光客や芸術祭に参加するアーティストをまちの中に呼び込む予定だ。

このほか、「せがれランチ」や「せがれケーキ」など、各店が「せがれ」考案のメニューを設けることも検討中だ。「せがれ」の「せ」をデザインしたロゴを印刷したポロシャツのユニホームも作る予定だ。

都内などを拠点に活動している栗栖さんは撮影のために商店街に住み始めたころ、各店が必死で工夫を凝らす姿を見て「みんなでやればもっと大きいことができるのに」と思ったという。「私たちにできるのはきっかけづくり。これからは『雪だるま方式』で繰り上がっていってほしい」と期待を寄せる。

衣料品店の「せがれ」、柳典孝(34)さんは「これまでは店同士が集まっても、商売の話はタブーという雰囲気があった。最初は小さい輪でも、いろんな人の意見を採り入れながらいずれ爆発させたい」と意気込みを語った。

大地の芸術祭 映画撮影で触発 商店街 『せがれ』 決起

新潟日報 2009/06/19

活性化目刺しプロジェクト 新メニュー販売へ

 十日町市の中心商店街で家業を継いだ「せがれ」たちがこのほど、今夏の大地の芸術祭の映画作品の内容にちなみ、団結して商店街を盛り上げようという「とおかまちせがれプロジェクト」を始動させた。芸術祭期間中、せがれが考えた「せがれレシピ」による新メニューを休憩所で販売するなど、普段は店主の「おやじ」の影に隠れたせがれたちのパワー発揮を目指している。

 芸術祭出品映画のタイトルは「しゃったぁず・4」。主人公の酒屋のせがれがシャッター通りからの復活に向けて奮闘する姿を描いたストーリー。撮影は全編十日町市で俳優の池内万作さんや、ちはるさんが出演する。

 プロジェクトは、せがれたちが商店街の異業種間のつながりの薄さや、過去の芸術祭期間中に商店街の盛り上がりが少なかったことなどを映画の撮影を通じて実感し、企画した。映画はすべてのシャッターが開いて終わるが、「結末のその先を現実の商店街で描きたい」とスタッフは力を込める。

 「せがれランチ」や「せがれケーキ」。プロジェクトでは、普段メニュー開発を担当しないせがれ考案の新メニューを期間限定で売り出すなどアイデアがある。中心商店街には芸術祭の作品がないため、休憩所を兼ねたせがれ茶屋で客を呼び込む。観光客におすすめの作品を案内できるよう、事前に作品の勉強ツアーも開催する予定だ。

 16日の決起集会には20〜40代の約40人が参加した。実行委員長で、同市高田町の衣料品店のせがれ、柳典孝さん(34)は「打倒”おやじ”の一つのテーマ。映画の続きに恥じないよう、現実の商店街のせがれの頑張りも見せなければ」と意気込んだ。

[記者手帳]映画撮影地で情報発信を

十日町新聞 2009/04/15

<掲載部分のみ>

 四月の三日から十六日までの予定で撮影されているのが、全編が十日町市で撮影される「しゃったぁず・4」という映画で、第四回大地の芸術祭に出品される。プロデューサーの毛利明光さん、監督の畑中大輔さんが初めて十日町に様子を見に来たのは一年以上も前の事であった。タイトルも何回か変わり、最終的に「しゃったぁず・4」に決定された。十日町商店街を舞台に商店主たちの奮闘をユーモラスに描くヒューマンドラマを目指している。

 しゃったーが閉まった酒屋を再開し、商店街を元気にしようと頑張るのが小島邦夫、この役を伊丹十三と宮本信子の息子の池内万作が演ずる。脇を固めるのが黒沢作品に多く出演している油井昌由樹、悪役紹介の八名信夫、母親が十日町出身のちはる、など。十一日の午後一時から十日町市民会館で三百人のエキストラを動員した撮影が行われた。邦夫が市民を前に、商店街の活性化の計画を演説する場面。縁談には八名信夫をはじめとする商店主が並ぶ。邦夫の計画に市民が反対してヤジを飛ばして紛糾する。映画の撮影は待ち時間が長く、テストと本番の繰り返し。十一日には午前中に、本町三の「けむりや」で撮影が行われ、筆者も居酒屋の客として出演した。

 映画になれば数分の場面であろうが、三時間以上も掛かった。作品は芸術祭期間中に十日町シネマパラダイスで上映され、新潟県内をはじめ、全国の劇場で上映される。そのエンディングロールに十日町市の名前が入る事を楽しみにしている。

十日町で撮影 エキストラ募集 「しゃったぁず・4」

朝日新聞 2009/04/10

 十日町市の商店街を舞台にした映画「しゃったぁず・4」の撮影が進んでいる。作品に出演する地元エキストラも募集している。  テーマは商店街の活性化。さびれた商店街の酒屋に帰ってきたダメ息子が商店街を立て直そうと奮起するというストーリーだ。ロケ現場は、2月末で閉店した同市本町にある実際の酒屋。それ以外のシーンもすべて同市内で撮影する予定だという。

 監督は長編初挑戦の畑中大輔さん。キャストは主人公のダメ息子・邦夫役に池内万作さん、その父倉三役に油井昌由樹さんなど。今夏の「大地の芸術祭」にも出品。動芸術祭の会期中、十日町シネマパラダイスで上映する。

 11日に撮影する主人公の大演説シーンに出演するエキストラ350人を募集している。性別、年齢を問わず誰でも参加できる。午後1時に同市民会館(同市辰甲)に集合。同6時頃に終わる見込み。

全ロケ十日町 映画撮影中 商店街復活へ家族の奮闘劇

読売新聞 2009/04/07

 商店街を復活させようと奮闘する家族らを描いた映画「しゃったぁず・4」の撮影が十日町市内で行われている。今夏、同市や津南町を舞台に開催される現代美術の国際展「大地の芸術祭」の出品作品で、撮影はすべて十日町市内で行う。畑中大輔監督(25)は「全国の商店街に希望を持ってもらえるような作品にしたい」と意気込んでいる。

 映画は、新潟県にある、寂れた商店街が舞台。母親の死を機に帰郷した酒屋のダメ息子・島田邦夫が、家族らにささえられながら、商店街を元気づける計画を練り、奮闘する物語。

 出演するのは、主人公の邦夫に池内万作さん、妻の陽子役にちはるさん、父の倉三役に油井昌由樹さんら。劇中の酒屋は、2月下旬に閉店した実在の「島田屋酒店」がそのまま登場する。16日まで全編の撮影が市内の本町商店街などで行われる。

 映画は芸術祭期間中の7月26日~9月13日まで市内の「十日町シネマパラダイス」で上映された後、単館系映画館などを中心に全国での公開を目指している。

 撮影前に市内で行われた制作発表会では、主演の池内さんが「邦夫はほんとにダメな男。楽しいダメなやつを楽しく演じたい」と笑顔で決意を表明。母親が十日町市出身という。ちはるさんは「私の実家も酒屋で、シャッターを閉めずに50年ぐらい守ってきている。映画を通して、十日町の商店街が少しでも元気を取り戻してほしい」と話した。

 11日には主人公の演説シーンを撮影する予定で、撮影に参加するエキストラを募集している。撮影会場は市民会館で、午後1時~午後6時ごろまで。年齢や性別は不問で、参加者には記念品がおくられる。

畑中監督、ちはるなどが会見 エキストラ350人大募集

十日町新聞 2009/04/05

 大地の芸術祭2009に出品する映画作品「しゃったぁず・4」の監督と出演者が二日、サンクロスで記者会見を行い、芸術祭への参加の趣旨、映画づくりの意気込みなどを監督と出演者が熱っぽく語った。

 映画はすべて十日町ロケで行われ、監督は畑中大輔、脚本は田中雄太。十日町の寂れた商店街を都会から帰ってきた若者がシャッター通りを賑やかな商店街に蘇らせようと努力するストーリー。

 当日は映画に出演する、テレビのこちら池上書で知られる池内万作、ミツカン味ぽんのCMに出ており、母親が十日町出身のちはる、影武者など黒沢作品に多数出た油井昌由樹、子役の矢木初季、高橋直樹がそれぞれの役どころと抱負を語った。

 三日から撮影に入り十六日まで主に商店街でロケが行われる。畑中監督はエキストラを大募集するとして、十一日(土)の午後一時から六時まで、市民会館で三百五十人のエキストラを求めている。男女・年齢は不問、特典として「しゃったぁず・4」の記念品を進呈する。希望者は名前と人数をエキストラ担当の電話に連絡する。

 同映画は七月二十六日から九月十三日まえ、十日町シネマパラダイスで上映される。

開け”シャッター”通り 商店街活性化託し撮影開始

新潟日報 2009/04/04

 十日町市と津南町を舞台に今夏開かれる「大地の芸術祭」に出品される映画「しゃったぁず・4」が三日、同市で撮影を始めた。”シャッター通り”と化している商店街の活性化をテーマとした作品。監督を務める畑中大輔さん(25)は「映画を通して、不景気に苦しむ多くの商店街に希望をあたえられたら」と意気込んでいる。

 映画は、本件のとある商店街を舞台に、俳優の池内万作さん(37)演じる主人公の酒屋の息子がシャッター通りを元気にしようと奮闘する姿を描いたストーリー。ロケは全編十日町市で行われる。

 出演者は池内さんのほか、母親が同市出身という、ちはるさん(39)や、油井昌由樹さん(61)ら。二日に行われた制作記者会見では畑中監督をはじめ、出演者らが一堂に集まった。

 畑中監督は実家が商店街のコンビ店といい、「寂れていく商店街の現状が心苦しく、映像で業界を元気づけたかった」と出品の意図を説明。「街ぐるみで協働で一つの作品を作っていきたい」と力を込めた。ちはるさんは「子どものころ訪れた十日町はもっと活気があった記憶がある。十日町の商店街のシャッターが一つでも開くような作品になるように頑張りたい」と笑顔で語った。

 作品は芸術祭期間中、同市の映画館「十日町シネマパラダイス」で上映。芸術祭後も市内の映画館での上映を展開したいとしている。

 また製作者は十一日午後一時から同六時ごろまで、同市市民会館で行う撮影のエキストラを募集している。男女年齢不問。

全ロケ十日町 映画撮影中 商店街復活へ家族の奮闘劇

日本経済新聞 2009/04/03

 新潟県の十日町市と津南町で今夏開かれる第四回「大地の芸術祭」で初の映像出品作品となる映画「しゃったぁず・4」の撮影が三日から始まる。すべてのロケを十日町市内で行い、映画では十日町商店街を舞台に繰り広げられる商店主たちの奮闘ぶりをユーモラスに描く。

 二日に同市内で開かれた制作発表会には、畑中大輔監督とともに主演の池内万作さんら出演者五人が出席した。この映画が初の長編作品となる畑中監督は「コンビニをしていた実家の周りがどんどん空き地になるなど、商店街が寂れていくのが嫌だった。商店街を盛り上げる映画がつくれたらいいなと思っていた。映画は街の人の協力が得られないとつくれないという点は芸術祭の趣旨とも合うと思う」とあいさつ。

 十一日は十日町市民会館で主人公の演説シーンを撮るため、市民のエキストラ三百五十人を募っている。映画は芸術祭の開催期間中に、地元のシネマパラダイスで上映されることが決まっている。

「しゃったぁず」 撮影開始 商店街で、11日のエキストラ募集

津南新聞 2009/04/03

 今年夏に開催の第4回大地の芸術祭(7月26日〜9月13日)出品作品となる映画「しゃったぁず・4」(畑中大輔監督)の撮影が3日から十日町商店街で始まった。2日、サンクロスで制作発表記者会見を開き、25歳の若き畑中監督は「映画を通じて十日町商店街を元気にしたい」と語った。11日午後1時から十日町市民会館ホールでロケを予定し、出演エキストラ募集中。同映画の重要場面で主人公の大演説シーンの撮影。エキストラは特に条件はないが50代、60代男性を求めている。

 この映画は、十日町商店街を舞台に繰り広げる商店主たちの奮闘劇。ユーモラスでちょっぴり間抜けなヒューマンドラマで、実在する商店が舞台。作品は大地の芸術祭期間中、十日町シネマパラダイスで上映し新潟市など全国上映する計画だ。十日町ロケは16日まで。

 監督は短編映画コンビニエンスなどで知られる畑中氏。出演は伊丹十三ファミリーの池内万作、黒沢映画でおなじみの油井昌由樹、商店会長に悪役紹介の八名信夫、母親が十日町市出身のちはる、子役は矢木初季、電気店員の高橋直樹の各氏。

芸術作品映画「しゃったぁず・4」   全て十日町ロケ、酒瓶等の提供を

十日町新聞 2009/03/20

 第四回大地の芸術祭出品作品として期間中に公開される映画「しゃったぁず・4」のロケが四月三日から十六日まで、市内本町五の旧島田屋酒店を中心に実施される。

 同映画は全て十日町ろけで行われる約八十分の作品。監督は畑中大輔、脚本は田中雄太、出演は映画・犬神家の一族やテレビ・こちら本池上書などで知られる池内万作、テレビ・純情きらりやCM・キューサイ青汁の八名信夫、CM・ミツカン味ぽんのちはるなど多数。

 あらすじは、酒屋のだめ息子(邦夫)が母の死を切っ掛けに故郷の商店街に帰ってきたが、ほとほとだめな邦夫に妻は子供を連れて東京に戻ってしまい、商店街の活性化に力を注いでいる父にも迷惑を掛ける始末。そんな事も気にせずのんべんだらりと暮らす邦夫だが、ついに妻から離婚を突き付けられ、父が市閉めていた商店街活性化計画が行き詰まってしまう。深く落ち込む父の姿を見た邦夫は今までの自分の不甲斐なさを痛感し、商店街をなんとかしようと奮い立ち上がる。果たして邦夫が考えた計画とは。

 商店街の意地と団結と未来への絆をkが区、ちょっぴり間抜けなヒューマンドラマとなる。

 現在、舞台となる酒屋に置いておく栓付き空き日本酒瓶やワイン、焼酎、栓のあるビール瓶の無償提供を二十五日まで呼び掛けている。詳しくは市内高田町一の十日町スタッフルームか、市観光交流課芸術祭推進室へ。

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